男女問わずに夏の必需品であるサンダル。
今回は、私が使用したサンダルのレビューも兼ねて、旅行にも使える男性向けサンダルでおすすめを紹介します。
3種類ともに私が実際に、国内だけでなく東南アジアを中心とする常夏の旅行先でも使用した実体験を元にしています。
これからバックパッカーとして海外を周遊される方や、東南アジアやリゾート地への旅行を予定している方の参考になれば嬉しいです。
靴にもなるサンダルです。
バックパッカーは勿論ですが、その他の旅行者の方でも持ち運べる荷物には限度がありますので、出来る限り荷物は減らしたいですよね。
私も、靴とサンダルを別で持っていくのは面倒だなといつも考えていました。
そんな時に見つけたのがこの商品でした。
このサンダルの絶対的な良い所と言えるのはやはり一人二役、靴として使用できる点でしょう。
但し、サイズ選びをする時には少し注意が必要です。
サンダルモードで足のサイズに合わせると、靴モードでは少しゆるく感じます。
逆に靴モードでサイズを合わせるとサンダルにすると少しキツいです。
私はサンダルモードでは裸足、靴モードでは靴下履きと完全な使い分けをするとサイズは丁度良かったです。
ちなみに裸足で履くと、サンダルの足の甲の部分にある穴から地肌が見えて、ちょっとかっこ悪いです。
THE・アディダスというカラーリングが揃っていますので、ポップ目なカラーが好きな人にはオススメです。
逆に落ち着いたカラーリングは黒地がメインの物しかないため、あまり選択肢がありません。
私が夏場にサンダルを履く一番の理由が涼しいことなんですが、足の甲部分が覆われてしまっているためあまり通気性は良くありません。
そのため常夏の街歩きで使用するのではなく、川や海で濡れても気にならないため「サンダルにもなるマリンシューズ」のような使用イメージが合っているかもしれません。
全体が固めのゴムで出来ているので、良くも悪くもペタッと潰れたりはしません。
そのため旅行でカバンに詰める時には、スニーカーと変わらないスペースを使います。
もはや靴にもサンダルにもなる最大限にメリットを活かして、行きから帰りまでこれ一足で過ごすのが一番良いかと思います。
アウトドアサンダルの先駆けとして、アウトドアサンダルの代名詞でもある商品です。
サンダルでありながら全力疾走可能な程のホールド感もあり、暑い場所を重い荷物を持って歩くバックパッカーの方にはオススメします。
私がバックパッカーとして、大きな荷物を背負って東南アジアなど暑い地域を周っていた時は、ほぼ全てこれだけを履いていました。
涼しい、歩きやすい、足が疲れないと三拍子そろった優れものです。
クッション性抜群の厚手の底面、太めのバンドとそれを留めるマジックテープで歩きやすさは抜群です。
正直、変なスニーカーよりは間違いなくラクチンですね。
バスに乗り遅れそうになったけど、これを履いて全力疾走したおかげで間に合ったこともありました。
歩きやすさ、走りやすさでは、他のサンダルの追随を許さないと思います。
デザインは好みが分かれるとは思いますが、程よいゴツさがあるのと、カラーリングが豊富で周りと色まではかぶりづらいと思います。
ただしTEVA自体は人気がかなり高いため履いている人はよく見かけます。
また女性では似たデザインで「chaco(チャコ)」というブランドのサンダルを履いている方も多いですね。
コチラは全体が一つのベルトストラップ式で繋がっていて、1ヶ所で全体を締め付けることが出来ます。
なんとなくですが男性はTEVA、女性はchacoってイメージです。
ホールド力が強い装着感を逆に考えると、脱ぎづらい・履きづらいという面があります。
一日観光に出るぞって時は良いのですが、サンダルの活用場面としてよくある「ちょっと近所まで」って時には全く役に立ちません。
またバックパッカーの方で安宿で経験するかも知れない、裸足で入るには気が引けるような風呂やトイレにサンダルで入るというような使い方も、手間を考えると微妙です。
そのため私は、しっかりした履き心地が大きな長所ではありますが、短所でもあると思います。
マジックテープを剥がして脱ぐ時に、「バリバリ」と音がなるのが少しダサいんですよね。
あと長く使っていると、どうしてもマジックテープの粘着部分が劣化してきます。
某男性アイドルグループのリーダーを始め、色々な方がここ数年で紹介されて知名度があがっている「ギョサン」です。
株式会社丸中工業所が作られている正真正銘の日本製品でもあります。
私も長年愛用していますが、街歩き、旅行、観光、ちょっとした近所までなど、どの場面にも使えて一番活躍しているサンダルです。
【追記】
高城剛氏の新著「LIFE PACKING2.1 未来を生きるためのモノと知恵」でも紹介されていました。
他の2商品に比べると、圧倒的な価格の安さです!!
しかも耐久性も素晴らしいので、安いのに履きつぶすのが難しいくらいです。
安いからと言って侮れないのがその履き心地です。
ギョサンで一日観光で歩いても疲れが溜まらない歩き心地の良さです。
カカト部分を強く踏んでみると、そのクッション性の高さが分かります。
カラーリングやデザインが複数種あるとはいえ、やはり若干の「便所サンダル」感は拭えません。
但し、それが味でもあると思いますし男女問わずにオシャレに履きこなしている方もたくさんいらっしゃいます。
また便所サンダルのイメージのままの重さをイメージして下さい。人によっては、少しだけ重く感じるかも知れません。
地域によっては、あまり売っているお店が見つけられないかもしれません。
今でこそファッションアイテムや一般的なサンダルとして認知されていますが、元がオシャレな靴屋さんに置かれている商品ではないため、販売されている店舗を見つけづらいかもしれません。
通販で買う場合に気になるサイズ選びですが、私は靴のサイズは27.5cmですが3Lサイズを使用しています。
サイズの選び方は、24.5cm=Mサイズ、25.5cm=Lサイズ、26.5cm=2Lサイズ、27.5cm=3Lサイズ、28.5cm=4Lサイズという感じで選べば大丈夫です。
実際には購入しませんでしたが、KEEN(キーン)のサンダルも購入を検討しました。
結局は購入を見送りましたが、その理由なども番外編としてお伝えします。
つま先がラバー素材で覆われているため、足を踏まれた時や山道を入って行く時の防御力は高いです。
足先がズレないため、履いた時の安定感もアップします。
かかと部分をストラップは伸縮性があるため、簡単に脱ぎ履き出来ます。
adidas COURT ADAPTと同様に靴としても使えます。
KEENはデザインもオシャレなモデルが多く、靴下を履いていれば十分靴として機能します。
またホールド力も高く軽いので、試着した時は全力疾走も出来そうな感じでした。
adidas COURT ADAPTを購入した後だったので、ここが非常に気になりました。
やはり試着してみて、サンダルに求める涼しさや開放感を妨げる感じがしました。
暑い日に長時間履き続けたら間違いなく蒸れると思います。
KEENは足の甲を覆う部分が布地のため、全体として布の割合が多くなっています。
そのため水陸両用として、トレッキングやビーチで使用すると乾くまでに時間がかかりそうです。
またシャワー時の利用も避けたほうが良いでしょう。
今回は、私が実際に使用してオススメ出来るサンダルを3種類と購入を検討した1種類を選んで紹介しました。
現時点での私の使用頻度で言うと、ギョサン7割、コートアダプト2割、TEVA1割という感じです。
普段の街歩き、旅行などほとんどの場面はギョサンだけで十分です。
コートアダプトは、近所のコンビニ程度の外出時に使っています。
TEVAはキャンプなどアウトドアでの利用くらいです。
でも長期旅行をバックパッカーでするなら、靴とギョサンに加えて3足目としてTEAVAを持って行くと思います。
KEENは試し履き範囲の感想では、TEVAと入れ替えでの購入はありかなという感じです。
でもやはり私がサンダルに求める要素としては、涼しいこと、歩き心地、脱ぎ履きの楽さの3点です。
それを全て高いレベルでクリアする「ギョサン」が、今の私にはベストなサンダルです。
ちなみにギョサンの「便所サンダル感がどうしても…」という方や、ギョサン以外のビーチサンダルタイプを探している方には、こちらもオススメです。
1つ目は、CROCS(クロックス)のFlip(フリップ)というモデルです。
歩きやすい、丈夫、脱ぎ履きしやすいといったギョサンと同じメリットを持ちつつ、デザインもオシャレです。
価格に数倍差があるのは、クロックスブランドと考えて諦めましょう。
2つ目は、THE NORTH FACE(ノースフェイス)のTraverse Alteo(トラヴァース アルテオ)です。
こちらもクロックスのフリップと特徴は似ているため、微妙なデザインの違いやカラー、ブランドで選んで問題ないと思います。
以上です。