手ぶらで旅するために荷物の最小化を考える

最近、旅行に行く度に考えることがあります。

それは「旅の荷物の最小化」です。

旅行の荷物は、「もしもの時」を考えて多くなってしまいがちです。

持って行ったは良いけれど、一度も使わずにそのまま持ち帰ったなんて経験が一度はあると思います。

私も今はバックパック一つでどこへでも旅に出ますが、以前は大きなスーツケースを使っていました。

スーツケースの隙間があれば、埋めたくなってしまいますよね。

初めての土地に行く場合には、なおさらです。

では逆に、本当に必要な物を最小限を追求していくと、どうなるのでしょうか。

今日は私なりのミニマルな旅の持ち物を考えてみようと思います。

手ぶらではないですが、私の普段の国内旅行の荷物を紹介した記事も併せて御覧ください。

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究極を言えば財布とパスポートだけで問題なし

海外旅行で絶対に必要なものは、パスポートですね。

これがなければ、いくら飛行機のチケットを持っていようがお金を払おうが日本から出られません。

というわけで、当然ながらパスポートは絶対に必要です。

次に、財布(お金)ですね。

極端な事を言えば、アマゾンの奥地やサバンナの大草原など相当な僻地にでも行かない限り、旅先の現地で必要な物は大抵購入できます。

先進国は当然ですが、途上国でもこれは同じです。

ただし物の品質には、目をつぶって下さい。

とは言えお金があれば、どうにか旅は終えられるでしょう。

財布の中身を選別

では次に財布の中身を選別して行きましょう。

まずはポイントカードなどは、当然海外では使えないため必要ありませんね。

必要なのは、現金、海外対応キャッシュカード、クレジットカードのどれかでしょう。

現金

現金を持って行った場合には、現地の両替所で現地通貨に両替する必要があります。

ただし現地で両替する場合、手数料が若干高めに設定されている場合が多いです。

また現金を大量に持ち歩くと少なからず危険が伴いますので、オススメ出来ません。

盗難にあった場合にも、保障も何もありませんので。

海外対応キャッシュカード

海外対応キャッシュカードの場合は、現地のATMで現地通貨を引き出すことが出来ます。

口座の預金範囲内であれば、直接現地通貨を入手できます。

ただし日本国内の銀行の全てのキャッシュカードが、海外対応しているわけではない点に注意が必要です。

旅行に行く前に、必ず海外で現金引き出しが可能かを各銀行に確認しておきましょう。

またキャッシュカードではないですが、海外専用プリペイドカードという選択肢もあります。

こちらは事前に入金(プリペイド)しておいた金額の範囲内で、現地で引き出しが出来るカードです。

現地での浪費防止にもなりますし、もし盗難にあっても引き出し上限が決まっているため被害を最小限に抑えることが出来ます。

私のオススメの海外プリペイドカードはマネパカードです。

⇒マネパカードの公式情報はこちら

クレジットカード

クレジットカードの場合は、現地のATMで海外キャッシングをすることになります。

手数料を考えると、一般的にはこちらが一番お得です。

クレジットカードでの支払いにも対応出来るため、現地で必要以上に現金を引き出す必要もありません。

現地通貨が余ってしまって、空港で必死に使う羽目になりかねませんので。

逆に現金が足りなくなっても、クレジットカード支払いが出来れば安心です。

大抵の空港では、レストランや売店がカード払いに対応しているためキャッシュレスでも問題ありません。

ちなみに利用可能店舗の数を考えると、カードブランドはVISAかMasterCardを選びましょう。

私のオススメのクレジットカードは、海外旅行保険が自動付帯で年会費永年無料のEPOSカードです。

カードブランドもVISAですので、大抵の場所では使えます。

正直、エポスカードとパスポートさえあれば、海外旅行に行けますね。

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また海外キャッシングにかかる手数料と為替レートを最も安く抑えたいのであれば、セディナカードがオススメです。

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正直、海外旅行だけで考えればクレジットカードはこの2枚で十分でしょう。

VISAとMasterCardの2ブランド揃うところも◎ですね。

SIMフリーのスマートフォン

これがあるとないとでは、現地での情報収集能力が段違いに変わってきます。

またゲームで、移動時間や待ち時間の時間潰しにもなります。

ちなみに、スマホも究極を言えば、現地調達可能ですね。

でも必要なアプリのダウンロードの手間や、操作方法の慣れを考えると普段使っているスマホを持っていく事をオススメします。

ただし海外で使用するには、手元の端末がSIMフリーである必要がありますのでご注意下さい。

SIMフリーでない場合、現地の携帯電話会社のSIMカードを挿して、低価格で通信を行うことが出来ません。

もし自分の端末が、SIMフリーではないSIMロックがかかった物である場合には、海外データローミングという高額な費用がかかる通信をする羽目になります。

もちろんデータ通信を完全にOFFにしてしまえば、料金はかかりませんがそれではスマホを持って行った意味がありません。

私は海外でも日本でも、SIMフリー版のiPhone6sを使用しています。

なおSIMフリーのスマホを持っていない方には、レンタルWi-Fiのサービスがオススメです。

SIMロックの端末でもWi-Fiであればどこでも使えますし、海外データローミングの数分の1という価格で済みます。

また複数の国を周る場合にも、周遊プランがあるためオススメです。

SIMフリー端末でも、国が変わったらSIMカードを変える必要があります。

購入するSIMカードが2枚、3枚と増えていくと、その分費用も高くなります。

複数の国を周遊する場合には、場合によってはSIMフリー端末であってもレンタルWi-Fiの方が安くなる場合もあります。

ちなみに私のオススメのレンタルWi-Fiは、イモトのWi-Fi
です。

世界200以上の国と地域と広範囲で使用でき、各国で高速通信が可能です。

また出国する空港で受け取り、返却出来るのもラクチンです。


⇒イモトのワイファイの詳細はこちら

まとめ

私が海外旅行に必要な荷物を最小化すると、パスポート、クレジットカード、SIMフリーのスマホの3点になりました。

パスポートは当然必要としても、クレジットカードとスマホさえあればどこにでも行けるだろうなという気がします。

いずれ検証も兼ねて、上記3点だけを持った手ぶら旅を試してみたいと思います。

以上です。

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【追記】
「本気で手ぶらで旅に出るなら何を持つだろう」を真剣に考えてみました。

http://stn-life.com/2016/09/25/post-1154/
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shaw