シンプライフにおける衣類の数についてのお話です。
以前、物を減らすためのコツと処分方法の話をしました。
今回は、衣服を減らすと言っても、
「何枚残せばいいんだろう?」
「何枚まで減らせるんだろう?」
という疑問にお答えする話です。
タイトルの通り洗濯の頻度で決まるわけですが、その理由を詳しくお伝えします。
私の生活習慣では、洗濯は週に1回が丁度良いペースです。
毎週土曜日を基本として、予定があって土曜日に洗濯が出来ない場合には金曜日にやっておきます。
そのため私の衣服の数は、週に一度の洗濯で回せる枚数が基本になります。
いくつか例を挙げると、
仕事で着るワイシャツは、月~金+予備で6枚。
夏の週末に着るポロシャツは、土日+予備で3枚。
下着は、7日+予備で8枚。
のような感じです。
有名なミニマリストの方たちと比べて、けっこう多めかも知れません。
しかし私がストレスなく生活するには、これが最小かつ最適な数です。
私の枚数を見ても分かるとおり、結局は衣服の枚数は洗濯の頻度で決まります。
毎日洗濯すれば2枚で足りるでしょう。
3日に一度なら4枚、2週間に一度なら15枚という感じです。
そのため結局は、洗濯の頻度を増やせば服の枚数が少なくても不便しません。
しかし洗濯の頻度が上がれば、その分手間がかかるのも事実です。
ここは個々人の生活リズムのバランスを取って選べば良いでしょう。
最近ミニマリズムが、メディアでも取り上げられる事が多くなりました。
その中で、極限まで物を減らすこと自体がミニマリズムの美学と勘違いされている風潮があると思っています。
しかしミニマリストの多くは、物を減らす事で様々なストレスから開放される事をメリットと感じているはずです。
少なくとも私はそうです。
そのため物を減らす事を目的として、新たなストレス要因を作ってはいけません。
洗濯の回数も同じです。
洗濯の頻度を上げれば衣服の数を減らせるとしても、毎日洗濯するのは面倒だと感じる人も多いでしょう。
いくら少ない枚数で洗濯機があるとはいえ毎日洗濯するとなると、私は面倒だしストレスを感じます。
自分の生活に合った数に洋服を減らせれば、それが自分にとってのミニマム化だと思います。
同じ理由から長期旅行でも、私は持っていく着替えが少なくて済みます。
着ている服も合わせて、3枚が基本です。
旅行中はほぼ毎日洗濯するので一枚でも良いのですが、もう一枚は予備で持っています。
干しておいても一日で乾かない事もありますし、そんな時に移動が重なる事もあるからです。
衣服の処分は、シンプルライフを始めるために最初に手をつける物として最適です。
ほぼ全ての人が衣服は複数持っているでしょうし、クローゼットや押し入れなど保管スペースも大きな場所を取っています。
私もシンプルライフを送ろうと考えた時に、最初に処分したのはクローゼットの中の衣服でした。
45リットルのゴミ袋で10袋分くらいを処分したのを覚えています。
今回お伝えした洗濯の頻度に合わせた数まで、いきなり減らすのは無理かも知れません。
しかし過去一年間で着ていない衣服を処分するだけでも、多少は減らせるはずです。
またオシャレに相当なこだわりがあるのでなければ、男性は清潔感がある服装をしておけば大丈夫だと思います。
以上です。