初めての一人旅では、当然ながら旅行の計画から現地でのトラブルまで全てを自分一人で対処する必要があります。
それが初めての国や土地であれば、さらに不安も大きくなります。
そこで今回は、初めての一人旅にオススメの国について話していきたいと思います。
タイ
まず男女問わず一人旅の定番とも言える微笑みの国、タイです。
常夏の気候
タイは年間平均気温が30℃近い南国です。
寒いのが苦手な人も多いのではないでしょうか。(私は苦手です。)
しかし日本が真冬でも、タイに行けばTシャツ1枚で過ごせます。
また南国ならではのビーチリゾートも発達しています。
リゾートの定番「プーケット島」
パーティーアイランドの「パンガン島」
別名ココナッツ・アイランドとも呼ばれる「サムイ島」
バンコクから日帰りで行けるビーチリゾート「パタヤ」など。
自分の好みやスケジュールに合わせて、リゾートを楽しめるのも魅力です。
日本人好みの料理
タイ料理は、お米を中心としていて日本人の口に合う料理が多いです。
日本国内でも、タイ料理店はとても多いですしね。
ただ、人によっては「辛い料理」や「パクチー」が苦手なんて人もいると思います。
その場合は、注文時に好みをきちんと伝えてみましょう。
「辛くしないで下さい。」「パクチーは抜いて下さい」など、この一言が言えるだけで食事の満足度がぐっと上がります。
レストランはもちろん、屋台でもこういった好みの注文を受け付けてくれますよ。
観光名所が多い
タイには、寺院を中心に歴史建造物の世界遺産など観光スポットがたくさんあります。
タイ国内で最も格式の高い寺院である「ワット・プラケオ」
大寝釈迦仏の「ワット・ポー」
バックパッカーの聖地「カオサンロード」
タイの古都「アユタヤ」など。
また歴史建造物以外にも、バンコク中心地は東京都心と変わらないほど発展していて、デパートには高級ブランドのお店もたくさん並んでいます。
バンコク市内は、公共交通網も発達しているので移動も簡単です。
MRTとBTSと呼ばれるタイの電車に乗ってみるだけでも楽しいですよ。
台湾
日本最西端の与那国島から西に約100kmというお隣の国、台湾。
2015年だけで367万人(台湾人の約6人に1人)が日本を訪れた親日国でもあります。
親日国家
日本を訪れる人数を見ても分かるよう通り台湾は、非常に親日感情が高い国です。
日本の芸能、アニメ、ファッション、食べ物など様々な日本文化が台湾国内で人気で、バスなど公共の場に日本語の広告が出ていることも珍しくありません。
そのため日本人観光客に対しても、困っていると親切にしてくれる人が多いです。
美味しい中華料理
日本国内でも中華料理店は街の至る所に存在し、中華料理は名実ともに日本人が一番慣れ親しんだ外国料理だと思います。
そんな中華料理を、本場で格安に食べられるのも台湾の大きな魅力です。
小籠包の大人気店である鼎泰豊のようなレストランから街中の小さな食堂や夜市の屋台まで、価格も種類も様々です。
ただし台湾人には大人気の「臭豆腐」は好みが分かれますので、ご注意を。
私は苦手ですが、次回必ずリベンジします。
距離が近い
東京から4時間半で行ける近さも魅力です。福岡からならたったの3時間。
やはり初めての1人旅の場合には、2泊か3泊くらいのまずは短期間で行くのがオススメです。
近場であれば、夜発の土日でも充分に現地での時間をとることが出来ます。
少しずつ一人旅に慣れてきたら、期間と距離を伸ばしていけば良いと思います。
オーストラリア
日本から最も近い西洋文化圏
オーストラリアは、オセアニアの国ですがイギリス連邦に属する西洋文化圏の国です。
そのためアジアを出て西洋文化を感じたい、という人にオススメです。
ジェットスター航空などのLCCを利用すれば、旅費も安く抑えられます。
壮大な大自然
オーストラリアは、オーストラリア大陸という大陸を丸ごと一つという広大な国土を持っています。
そのため大自然が大きな魅力で、世界遺産も半数以上が自然遺産となっています。
世界最大のサンゴ礁帯、グレートバリアリーフ
巨大な一枚岩のエアーズロック
真っ白なホワイトヘブンビーチ
など雄大な大自然は見どころがたくさんあります。
もちろん都市も美しく、シドニー、ブリスベン、メルボルン、ケアンズなどそれぞれの都市毎に特徴があるので、周遊して都市部も一緒に楽しめます。
日本と季節が真逆
オーストラリアは南半球のため、北半球の日本とは季節が逆になります。
そのため日本の真夏にオーストラリアでは真冬ですし、日本の真冬にオーストラリアでは真夏です。
日本の寒さにうんざり、暑さにうんざりって時にオーストラリアに行くと、真逆の季節がとても爽快です。
真夏のクリスマスなんてのも不思議ですが、楽しいですね。
【番外編】波照間島
海外ではないですが、国内で非日常を感じられるオススメの場所です。
もちろん日本ですので、言葉も通貨も心配いりません。
波照間には、日本国内の各地から一人旅好きが集まってくるため、一人で行っても現地で色々な方と仲良くなれます。
昼間はシュノーケリングやダイビングなどマリンスポーツを楽しめ、夜は満天の星空の下で南十字星を見たり、地元の泡盛を呑んだりしてのんびり過ごせます。
みんな日本各地から来ているため、地元に戻ってから再会するなんてこともあります。
もちろん海は、世界でも有数の美しさです。
まとめ
私は、現地の空港に一人で降り立った時のドキドキと高揚感がたまらなく好きです。
どんな冒険が待っているのだろうか。
どんな出会いが待ってるのだろうか。
もちろん誰にも頼れずに、大変な思いをすることもあります。
それでも自分だけでトラブルを解決した時、危機一髪乗り越えた時には、喜びも倍増します。
一人旅は、好き嫌い、合う合わないがキレイに分かれます。
それでも一度は挑戦してみて欲しいです。
そのために今回は、難易度が高くないけど楽しめる場所を選びました。
もし一人旅に挑戦してみて、自分には合わないと分かったとしても、その「ゼロイチ体験」(初めての挑戦)で得られる学びはとても多いと思います。
以上です。
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