最近はSIMフリーの携帯電話で海外でプリペイドSIMカードを使用したり、海外用Wi-Fiレンタルを利用する人が増えてきました。
とは言え、まだたくさんの人が海外ではインターネットを使わずに過ごしているようです。
そこで今回は、海外でオフラインでも使える無料地図アプリ「MAPS.ME」を紹介します。
これさえあれば、地図を片手に観光地を巡る必要もなければ、道に迷うこともありません。
では使い方を順を追って、説明していきます。
事前準備編
ダウンロード
まずは自分のスマホにアプリをダウンロードしましょう。
地図をダウンロード
では次に渡航予定先の地図をダウンロードしてみましょう。
例)ソウルの地図をダウンロード
アプリを起動して、ソウル周辺を拡大していきます。
さらに拡大すると、ダウンロードを画面に。
ダウンロードします。
ダウンロードが完了すると詳細地図が表示されます。
※地図のダウンロードにかかる通信量が大きい場所もありますので、よく確認の上でダウンロードしてください。
地図は地域ごとに分割ダウンロードが可能
地図データは、各国の中でさらに分割してダウンロードできるため、大きな国のデータでも無駄なデータで容量を圧迫されることはありません。
例えば、日本の場合は関東・東北などの地方ごとに、アメリカの場合は州ごとにダウンロード可能です。
気になる場所をブックマーク
渋谷駅周辺で説明してみましょう。
まずは地図上のハチ公をタッチします。
ハチ公をブックマークするには、画面下部の★マークをタッチします。ついでにメモもします
ブックマークとメモの更新が出来ました。
次はオブジェクトがないスクランブル交差点の真ん中を長押しします。
建物がない場所でもブックマーク可能です。
名前を変更して、自分だけの目印にすることも出来ます。
以上で、ブックマークとメモの更新が完了です。
あとは同じ要領で、訪問予定の国の気になるスポットをどんどんブックマークして、ストックして行きましょう。
メモには、その場所の簡単な概要と情報源(ブログのURLやガイドブックのページなど)を一緒に記載しておくことをオススメします。
そうすることで、後から追加の情報収集したり、行く場所を絞る時に効率よく進められて便利ですよ。
使用する上での注意点
地図に載っていない情報もある
MASP.MEの地図データは、Google Mapなどの地図と比べると情報が少なく、載っていない建物や細い路地など表示されない道もあります。
しかし場所のおおよその目星をつけるには十分なデータ量です。またMAPS.MEは地図上の何もない場所にもブックマークは可能です。
上のスクランブル交差点の例のように、データがなければ、自分で勝手に印をつければ良いだけです。
不定期の地図データの更新に少し手間がかかる
不定期で地図データが新しくなったことを告げる通知がアプリ上でされます。
当分の間、再訪する予定のない国のデータを毎回、最新版にアップデートするのは通信データ量の無駄です。
また行かない国の地図データを残しておく事自体も、端末容量の無駄です。
そのため端末の容量を節約したい方や通信データ量を抑えたい人は、旅行が終わったら地図データだけ削除しておくことをオススメします。
もし再訪問することが決まったら、その時の最新版の地図をダウンロードすれば良いだけですので。
ただしその場合にも、アプリ自体はアンインストールせずに残しておきましょう!
そうしないとバックアップを取っていない場合、ブックマークデータが全て失くなってしまい、前回使用した時にせっかくまとめたブックマークやメモを見ることが出来ません。
そのため地図データを除くアプリ単体の容量は大したことはないため、アプリ自体はアンインストールせずに残しておくことをオススメします。
最後に
私個人は、最近は旅行先で現地のプリペイドSIMを使用したり、複数国を周る場合には、日本からレンタルWi-Fiを持って旅先で使うことも増えました。
そのため、MAPS.MEの使用頻度は以前と比べると下がってはきています。
しかし、いざという時の保険として今もiPhoneに入れてありますし、テレビやインターネットで見たり、人から聞いた「行ってみたい場所」のメモに使っています。
また昔のブックマークとメモが、懐かしくて楽しかった旅の記憶を思い出させてもくれます。
そのため私個人の記録としても、今後もずっと使い続けていくアプリだと思います。
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