LCCの機内食に関して知っておきたい事と私がLCCで機内食を食べない理由

旅の雑談

LCC(ローコストキャリア)を初めて利用する時に多くの人が驚くのが、機内食が有料であることではないでしょうか。

JALやANAのようなレガシーキャリアでは当たり前のように提供される機内食を、LCCでは自分で注文して追加料金を支払わなければなりません。

今回はそんなLCCの機内食に関する情報と私がLCCの有料機内食を利用しない理由をまとめたいと思います。

LCCの機内食に関する基本情報

機内食は有料サービス

冒頭でも述べましたが、JALやANAのようなレガシーキャリアと違ってLCCでは機内食は有料で提供されます。

これには大きく分けて3つの事情があります。

サービスを減らす事で航空券の基本価格を下げられる。(利用者のメリット)

サービス提供にかかる人件費を削減できる。(航空会社のメリット)

有料サービスを搭乗者に利用してもらうことで客単価が向上する。(航空会社のメリット)

の3点です。

私達ユーザーから見ると、なるべく低料金で利用したいというLCC利用者が持つであろう要望にマッチした考え方だとも言えます。

基本的には事前予約が必要

有料サービスとは言え、いつでも注文できるわけではありません。

各航空会社にもよりますが、基本的には搭乗の2日前までに事前予約と支払いを済ませておく必要があります。

ただしエアアジア(Air Asia)など機内での注文を受け付けている航空会社も存在します。

しかし機内注文の場合にも、注文出来るメニューの在庫に限りがある、支払いが現金のみ、利用できる通貨が限られる、通貨レートが悪い、お釣りがない、航空会社指定の通貨でお釣りを渡されるなど、不便な点がたくさんあります。

そのためLCCで機内食を利用する場合には、事前予約をしておくことをオススメします。

持ち込みに関するルールは航空会社によって様々

機内食を利用しなくても、飲食物を機内に持ち込めば良いのではと思うかもしれません。

しかしこれにも各LCCによってルールが異なります。

飲食物を自由に持ち込める航空会社持ち込みを禁止する航空会社があるためです。

持ち込み禁止なのは、当然ながら機内食の売上を伸ばすための戦略です。

また飲食物の持ち込み禁止の場合には、ペットボトル飲料さえも持ち込みできない事になります。

ただし水はお茶などのペットボトル飲料であれば、大抵の場合は見逃してくれます。

飲食物持ち込み禁止のエア・アジアに私はいつもペットボトルを持ち込みますが、注意された事は一度もありません。

旅行中の機内の過ごし方
今回は、私の飛行機の中での過ごし方についてです。 往路の飛行機では、これから始まる旅行に向けて疲れを残さずに現地に到着したい。 復路の飛行機では、疲れた体をゆっくり休めたい。 単純に機内で時間を潰す良い方法はないのか。 ...

持ち込みは自己責任でどうぞ。

ただし臭いが強い食品(キムチ、納豆など)アルコール類については、別でルールが定められている事ガあります。

私はLCCで機内食は食べない派

ここまでLCCの機内食の基本情報を説明して来ました。

ただ私個人はLCCで機内食は、ほとんど注文しません。

では私が機内食を「食べない派」である理由を説明します。

LCCを利用するのは短距離

以前LCCを紹介する記事でも書きましたが、LCCは近距離移動で主に利用します。

LCCの賢い使い方を伝授!決して安かろう悪かろうではありません。
「LCC」という名称は、ここ数年で一気に知名度が上がりました。 しかし名前を聞いたことはあるが、実際には利用したことはない方も多いと思います。 また値段が安いというイメージだけ先行して、その実態を知らない人も多いと思います。 ...

そのため搭乗時間は国際線でも3~7時間ほどで、長くても10時間は超えません。

つまり短時間のフライトなので、機内で食事をする必要性を感じないのです。

7時間程度なら日常生活でも、昼食から夕食までの時間で空くことは多々あります。

しかしレガシーキャリアだと、韓国など2時間程度のフライトでも食事が出ますからね。

これには本当に必要性を感じません。

クオリティが高いとは言い難い

これはLCCに限った話ではありませんが、機内食全般があまり美味しくないと思うからです。

ファーストクラス、ビジネスクラスとなれば話は変わってきますが、普段利用するエコノミークラスで美味しい機内食に出会ったことがありません。

あくまで顧客満足度で言うと「普通」の評価がされるクオリティだと思います。

(もちろん私が知らないだけで、機内食が美味しい航空会社もあるかも知れません。)

むしろLCCの方が、より多くの乗客に注文してもらえるよう魅力的なメニュー開発に力をいれているようにも感じます。

現地の美味しい食事を食べたい

私は旅行先で食事がよほど口に合わない事がなければ、現地のローカルフードばかり食べています。

海外の食事が口に合わない時の対処法
世界各国で食べる地元の本場料理は、地ビールや地ワインと共にその地を訪れる観光客にとって大きな楽しみの一つです。 日本を訪れた観光客が日本食を楽しむのも同じです。 しかし世界の国々には、日本人の多くが口には合わないと感じる料理や好...

そういった現地の美味しい食事を食べられるのも、国内外を問わず旅行の魅力の1つだと思います。

そのため機内では食事をせず、お腹が空いた状態で現地の食事を堪能したいという理由もあります。

また日本を出発する前には食べ納めとして、寿司やラーメン、蕎麦など日本食を食べてから飛行機に乗ります。

時間が無い時には、コンビニのおにぎりなんか済ましてしまう事もありますが。。

そして帰国後も好きな日本食を食べる事が多いです。

そう考えるとLCCをよく使うフライト時間だと搭乗時には満腹で、機内で何も食べずにフライト後に食事をする。

これが私にとって丁度良い食事の間隔になっています。

有料である

また当然ながら有料である事も食べない理由の1つです。

必要ないサービスは受けなくても良い。

そして満足度の低い物にお金を払う無駄も感じます。

まとめ

以上が、LCCの機内食に関する基本情報と私がLCCで機内食を食べない理由です。

ただしANAやJALなどレガシーキャリアの場合には、機内食は拒否せずに食べるようにしています。

無料だからという理由ではなく、余った機内食が廃棄されてしまうのが勿体無いからです。

一度温められた機内食は、食べる人がいない場合には廃棄されてしまうからです。

逆に余りがある場合には、複数個頂ける場合もあるようです。

つまり「おかわり」が出来る可能性があります!

是非、食欲旺盛の方は是非CAさんに聞いてみて下さい。

運が良ければ2個機内食が食べられるかも知れません。

以上です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました