初めての土地で道に迷わずホテルまで辿り着くために準備しておくこと

旅の知恵

旅行で初めて訪れる場所では、道に迷ってしまいホテルへの到着が遅れたなんて話をよく聞きます。

特に方向音痴の人の場合は、土地勘のない場所ではかなり苦労するはずです。

今日は初めて訪れる場所で、道に迷わず目的地に到着するためのコツとその準備を紹介します。

もちろんホテルだけでなくレストランや景勝地など様々な観光地へも応用可能です。

海外で道に迷った経験のある方は、是非参考にしてみて下さい。

複数の予約サイトやガイドブックで場所を確認する

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ほとんどの人は、旅行に出発する前に予約したホテルの住所や地図を事前に確認していると思います。

しかし確認するのは、agodaHotels.comBooking.comなど自分が予約したサイトだけではありませんか?

道に迷う可能性を減らすためには、必ず複数のサイトで確認するようにしましょう。

なぜならばホテル予約サイトの地図や住所の情報が、誤っている可能性があるからです。

普通そんなことは想像出来ないかも知れませんが、海外のホテルや観光地の情報ではよくあります。

ゲストハウスなど小規模な宿の場合には、特に注意が必要です。

またバックパッカー御用達の「地球の歩き方」などガイドブックの情報でも同じことが言えます。

本に掲載されている情報が古くて住所が変わっていたり、街の地図が実際とは全く異なる事さえあります。

「地図に書いてあるこんな道、どこにもないわ!」みたいなツッコミどころが多々あります。

そのため必ず複数の予約サイトやガイドブックの情報を見比べて、間違いがないか確認しておきましょう。

また中級以上のホテルであれば、ホテルのホームページがある可能性が高いです。

公式HPがある場合には、アメニティやセキュリティボックスなどの情報と併せて必ず住所と地図もチェックしておきましょう。

地図(アプリ)に所在地情報を記録する

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これも多くの方がやっていると思いますが、紙の地図かスマホの地図アプリに目的地を必ずメモしておきましょう。

現地に到着してホテルを探し始める時に、記憶だけを頼りにするのは非常に危険です。必ず地図を携帯しましょう。

私のオススメは「MAPS.ME」という無料で使えるスマホの地図アプリです。

⇒iPhoneの方はこちら

⇒Android端末の方はこちら

このアプリは日本で事前に地図データをダウンロードしておくことで、海外でデータ通信を使わずに地図を見ることが出来ます。

さらにGPSと併用することで、通信せずに現在地の確認から目的地へのナビまで可能です。

海外で現地SIMやレンタルWi-Fiを利用しない方は、必ずダウンロードしておきましょう。

詳しい使い方は、こちらの記事でも紹介しています。

オフラインで使用可能!!海外で使える最強の無料地図アプリ「MAPS.ME」
最近はSIMフリーの携帯電話で海外でプリペイドSIMカードを使用したり、海外用Wi-Fiレンタルを利用する人が増えてきました。 とは言え、まだたくさんの人が海外ではインターネットを使わずに過ごしているようです。 そこで今回は、海...

地図で正しい道順を確認しながら、目的地へ向かうようにしましょう。

交通手段の下調べをする

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新しい土地に降り立つ場所は、飛行機なら空港、バスならバスターミナル、船なら港などほとんどは決まっています。

(陸路の場合は街中の知らない場所で突然降ろされたりすることもありますが、そんな時は地図で現在地を確認しましょう。)

降り立つ場所は調べれば予測がつくので、そこから目的地のホテルまでどのような交通手段があるのかを調べておきましょう。

バス、乗り合いバン、タクシー、トゥクトゥク、電車、リキシャーなど様々な交通機関があるはずです。

その中からどれが使えるのか。相場はいくらなのか。時間はどれくらいかかるのか。など調べられるだけの情報を調べておきましょう。

事前にGoogleストリートビューをチェック

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意外に盲点なのが、Googleストリートビューを活用することです。

Googleストリートビューを使えば、その街の雰囲気や通りの目印など様々な情報が写真で見ることが出来ます。

特に街の雰囲気は地図では分かりませんが、Googleストリートビューを使えば鮮明なイメージを持つことが出来ます。

事前にGoogleストリートビューで見ておくだけで、街に到着してからホテルまでスムーズに移動できる確率が大幅に上がります。

地図上の脇道がどれくらいの幅の道か想像出来ますか?

地図では分かりませんが、実際にストリートビューで写真を見ておけば現地で迷うこともありません。

さらに、ここ数年でストリートビューで見られる都市、地域、道が大幅に増えています。

自宅にいながら色々な旅行先の下見が出来てしまうのです。

ワイキキビーチ

例えばコレは、Googleストリートビューで見たハワイのワイキキビーチにあるホテルマリオットです。

サクラダファミリア

バルセロナにあるサクラダファミリアだって見ることが出来ますし、周辺のお店も確認できます。

バングラー通り

タイのプーケットにあるバングラー通りという繁華街の昼の風景です。

ファミリーマートなど、目印になるお店の位置まではっきりと見ることが出来ます。

このように訪れる街の風景を事前に見ておけば、初めての場所でも戸惑うことが減ります。

ただし建物、看板、お店などはストリートビューの撮影時と変わっている可能性があるので注意が必要です。

まとめ

以上が、初めて訪れる土地で道に迷わないために準備しておく事です。

今の時代はGPSが受信できればスマホの地図アプリを使って、現在地や向いている方角までも分かってしまいます。

方向音痴の方でも、落ち着いてナビ通りに進めば、道に迷う確率はかなり下げられるはずです。

またGoogleストリートビューで街の風景をイメージ出来ていると、街の雰囲気に戸惑う事も少なくなります。

せっかくの旅行で、道に迷って限られた時間を無駄にしたくはありません。

きちんと下調べをして、スムーズに移動出来るように準備をしておきましょう。

以上です。

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