よく旅行の必需品として衣類圧縮袋が挙げられているのを見ます。
私も過去に圧縮袋を購入して使った事もあるのですが、現在は圧縮袋は全く使っていません。
今回は圧縮袋を使わない理由と使わずに済ませるテクニックを紹介します。
緩衝材の役割を果たさない
スーツケースや旅行かばんの中にある洋服で貴重品を包んで隠したり、ワレモノの緩衝材に使う事はありませんか?
圧縮袋を使っていると、これが出来なくなります。
貴重品を圧縮袋に入れたらグチャグチャになってしまいます。
固くなった衣服ではワレモノを包む事も出来ませんし、逆に一緒にバッグに入れたら割れる危険さえあります。
圧縮袋の周りのバリの部分が邪魔
圧縮袋に衣類を綺麗に並べて入れて形を整えても、空気を抜くと形が崩れていびつになりがちです。
さらに圧縮袋の空気を抜く口の部分は、出っ張った部分がバリのような感じで邪魔になりませんか?
圧縮袋の種類によっては、外周全体に袋の余りがある場合もあります。
これらが個人的には邪魔だと感じてしまいます。
圧縮袋が破れたらお手上げ
圧縮袋に頼ってしまうと、それがもし破れた時には衣服をカバンに詰められなくなってしまいます。
まぁこれは予備を持って行けば解決する話かも知れません。
しかし何でも予備を持って行き始めると塵も積もればという話で、どんどん荷物が多くなってしまいます。
そもそも衣服の量が少ないから効果が少ない
以前からお話している通り、そもそも私は旅行に持っていく洋服の数が少ないです。
そのため圧縮袋で節約できるスペースの絶対量が少なくて恩恵を余り得られません。
正直、ギュッと丸めたり、小さくなる畳み方をするだけで十分です。
畳み方は下記動画も参考にしてみて下さい。
Tシャツを小さく畳む方法
ズボンを小さく畳む方法
まとめ
以上が、私が旅行グッズの定番品である圧縮袋を使わない理由です。
私にとってはメリットが少なくデメリットがあるというのが、素直な理由です。
もちろん人によっては、かなり大きなメリットを感じるかも知れません。
「旅行に衣服を大量に持っていく。」
「いつもスーツケースがパンパンになる。」
こんな人は是非使ったほうが良いと思います。
ただ高城剛氏は著書「LIFE PACKING2.1 未来を生きるためのモノと知恵」の中で圧縮袋を使用していると書いています。
つまり人によっては、持ち物が少なくても使う価値があるのかも知れません。
ただ私は必要ないと思うだけです。
私もそうでしたが圧縮袋は高価なものではないので、一度買って試してみると良いと思います。
必要であれば使い続けて、必要なければ処分してしまいましょう。
道具は実際に使ってみないと、自分にとって価値があるか分かりませんからね。
以上です。
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