遂に私もLINEモバイルで格安SIMデビュー!懸念点だった通信速度もLINEモバイルなら問題ありません。

シンプルライフの知恵

私もようやく格安SIMデビューしました。

正直、格安SIMは値段が安いかわりに通信速度が遅いため、これまで何度も調査・検討しながら契約変更までには至っていませんでした。

しかしLINEモバイルがサービス開始から変わらず今でも速度が安定して早いという情報を得たため、iPhoneの回線を15年以上使っていたdocomoからLINEモバイルに変更することにしました。

LINEモバイル

格安SIMとは

格安SIMとは言葉の通り「割安な料金で利用出来るSIMカード」の事です。

一般的に携帯電話を利用する場合には、大手キャリア3社(docomo/SoftBank/au)のいずれかと契約します。

しかし格安SIMは、これら大手キャリアとは別の会社が運営・提供している携帯電話を使用するためのサービスです。

ただ実際には、格安SIMを提供している会社は大手キャリアから電波通信網の一部分を間借りしていて、それを使ってユーザーにサービスを提供しています。

そのためスマホ画面に表示される電波の部分には、格安SIMの会社名ではなく回線を提供している会社名が表示されているのです。

(LINEモバイルのSIMカードを挿していますが、docomoと表示されます。)

つまり格安SIMとは、自前の電波通信網を持たずに大手キャリアの電波の一部を借りた会社が利用者に携帯電話の通信サービスを提供して成り立っています。

こういった格安SIMのサービスを提供している会社は、仮想移動体通信事業者(MVNO)と呼ばれます。

(余談ですがドコモなどの大手キャリアは移動体通信事業者(MNO)と言います。)

では格安SIMは、何に対して割安なのでしょうか。

それは大手キャリア3社(Docomo/SoftBank/au)に対してですね。

でもなぜ大手キャリアの回線を間借りしているのに、大手キャリアより料金が安いのか。

次は、その理由を説明します。

なぜ格安SIMは料金が安いのか

大手キャリアと同じ電波を使うのになぜ価格が安いのか。

その理由は大きく分けて2つあります。

理由1 設備投資費用が少ないため

携帯電話の回線網を提供し続けるためには、日本全国に基地局を設置したりメンテナンスする費用がかかります。

当然、大手キャリアの電波を使う格安SIMでもその費用は、料金の中に電波維持にかかる費用として料金に含まれているはずです。

しかし格安SIMの場合は、ほとんどの会社がドコモショップ、ソフトバンクショップ、auショップのような店舗を持っていません。

一部では店舗を持っている会社もありますが、それでも店舗数は大手キャリアに比べると極端に少ない数しかありません。

つまり大手キャリアに比べて、店舗運営でかかる家賃・人件費・光熱費などの費用分を大きく削減する事が出来ます。

極端な言い方をすれば、

大手キャリア:通信インフラ維持にかかる費用+店舗維持にかかる費用

格安SIM:通信インフラ維持にかかる費用のみ

となります。

では「格安SIMは店舗がなくて困らないのか?」という話になりますが、インターネット上から全ての手続きが出来るため必要ないのです。

実際は大手キャリアでも既にほぼ全ての手続きが、インターネット上から利用できます。

新規契約から契約内容の変更、解約に至るまで。

ただ携帯電話が普及し始めた約20年以上前には、実際に店舗に行かないと申し込み出来ない物がほとんどでした。

その名残りで大手キャリアでは、今でも数多くの店舗が残っているのです。

もちろんスマホを始め機械にあまり強くない方にとっては、店舗ではスタッフが詳しく説明してくれるという店舗の良さもあります。

それが店舗が減らない理由でもあります。

理由2 回線を大人数で利用するため

「格安SIMは通信速度が遅い。」と一般的に言われています。

これは各社で多少の差はありますが、事実です。

その理由は、格安SIMでは大手キャリアよりも一人が一度に使える通信量が少ないためです。

例えばデータ通信を水道管を通る水でイメージすると、1本の水道から出る水を大手キャリアでは100人で分けているのを、格安SIMでは200人で分け合っているイメージです。

当然、水道からは同じ量の水しか出ませんから100人で分けるより200人で分けた方が一人当たりの量は少なくなります。

つまり一人が使える通信量が少ないので、通信速度が遅くなるわけです。

ただ逆に考えると、大手キャリアでは100人分で使う通信量を格安SIMでは200人分で使うとなると一人当たりが支払う料金は半額に出来ます。

つまりもし総額100万円を100人で支払うと一人当たり1万円ですが、200人で支払えば一人当たり5,000円で済むという事です。

これも格安SIMの料金が安くなる大きな理由の1つです。

格安SIMのデメリット

では格安SIMにはデメリットはないのかと言うと、全く無いわけではありません。

しかし一部の人を除けば、デメリットはほぼ無くなったと言っても良いレベルでしょう。

デメリット1 スタッフから直接説明を受けられない(受けづらい)

格安SIMの場合は、店舗が少ないため手続きや説明は全てインターネットや印刷物の説明を見ながら進めることになります。

すると必然的にスマホやパソコンを使って、申し込みや契約内容の選択・変更などの操作が必要です。

そのため現在の携帯電話の契約プランの変更やサービスの申し込み・解約を、「My docomo/My SoftBank/My au」から行う方法が全く分からないという方には難しいかも知れません。


格安SIMでデメリットを感じる人:
キャリアショップに行かないと契約内容の変更など出来ない人。
身の回りに携帯電話の操作に詳しい人が全くいない人。

デメリット2 速度が遅い場合がある

次に料金が安い理由としても紹介した「通信速度が遅い」という点については、私にとっても大きな心配でした。

しかし格安SIMと一言で言っても、実際には各社ごとにサービス内容も異なれば通信速度にも大きな違いがあります。

そのため格安SIMの中でも、通信速度が早い事業者を選べば不便を感じる事も少なくなります。

実際に私が契約したLINEモバイルでは、ドコモと契約して使っている時と比べて極端に通信速度が遅いと感じる事はほぼありません。

平日12時頃には少し混み合っている感じがしますが、各種アプリなど十分使えるレベルです。

格安SIMでデメリットを感じる人:
常に高速通信が出来ないと困る人。
月間10GB以上使うようなヘビーユーザー。

デメリットはあるが不便を感じる事はほとんどない

以上、2つのデメリットをお伝えしましたが、

もはや先程説明した「格安SIMの料金が安い理由」を理解してさえいれば、格安SIMに変えて不便を感じる事はほぼ無いと思います。

格安SIMに変えたからと言って、スマホに特別な変化が起こるわけでもありません。

現在プレイしているスマホアプリのデータが消える事だって勿論ありません。

モンスト?パズドラ?ポケモンGO?全部大丈夫です。

電話番号だってMNPを利用すれば、今と同じ番号をそのまま使えます。

もし電話番号が必要なければデータ通信専用プランもあるため、月額料金がさらに安くなります。

当然ワンセグが付いている端末なら変わらず無料で視聴し続けられます。

携帯料金はいくら下がったのか

実際に私の携帯電話の料金がどのくらい変わったのかを参考までに紹介します。

今までドコモで支払っていた料金が、月額で約9,000円でした。

それがLINEモバイルに変えた現在は、月額で約2,500円ほどなので毎月6,500円も節約出来たことになります。

1年間で計算すると年間78,000円です。

改めて計算してみると想像以上に安くなってました。

3泊4日で香港くらいなら行けちゃう金額ですよね。

格安SIMに変更する手順

大手キャリアから格安SIMへ変更する手順も簡単です。

私がドコモからLINEモバイルへ変更した時の実体験を元にご説明します。

手順1 My docomoからMNP転出予約

私は継続して電話番号が必要があったため、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)を利用して今までと同じ電話番号をそのまま使っています。

MNPは簡単な申込みで済みますし、すぐに「MNP予約番号」が発行されます。

(私の場合は、火曜日にMNP予約番号を発行して直後にLINEモバイルの申し込みも行いました。)

手順2 格安SIMへ申し込み

次にLINEモバイルへ申し込み。

その際にMNP予約番号を入力し忘れると今まで使っていた電話番号と違うナンバーになってしまうので注意が必要です。

SIMカードが到着したら開通手続き

後日、SIMカードが郵送されてきます。

(私の場合は、火曜日に申し込んで木曜日にはSIMカードを受け取りました。)

SIMカードが届いてすぐに開通手続きをすれば、届いた当日から新しい格安SIMが利用可能です。

(私の場合は、午前中に開通手続きの電話を掛けて数分後には電話が開通。さらに一時間後には通信も可能となっていました。)

LINEモバイルの開通申し込みは、マイページのMNP開通申し込みor電話での申し込みが必要です。

また新しいSIMカードが開通すると同時にドコモのSIMカードが圏外となり、利用不可能となりました。

そのためMNPをせずに格安SIMに切り替える場合でも、念のため新しいSIMカードが届いて開通するまでは現在利用している回線は解約せずに残しておいた方が良いでしょう。

開通手続きのように電話を掛けたり、ウェブ上から手続きをする事があるかも知れませんので。

また格安SIMの開通が済んでから解約しても、契約が重複する期間も一日だけです。

スマホでキャリアのウェブサイトから即日解約が簡単に可能です。

私が選んだLINEモバイルの特徴

では実際に数あるMVNOからLINEモバイルを選んだ理由とLINEモバイルの特徴を併せて説明します。

docomo回線で高速

私が格安SIMに変える前に一番心配していたのは、通信速度です。

「格安SIMだと通信速度が遅くてイライラしそう」と思っていたため、格安SIMへの変更をずっと見送っていました。

過去いくつもの格安SIMでサービス開始直後は「通信が早い!」と賞賛されていても、ユーザー数が増えると回線が混み合ってきて速度が遅くなるのが定番の流れでした。

しかしLINEモバイルの場合、サービス開始から約1年経った今でも通信速度が高速で維持されているようです。

既にLINEモバイルのユーザーだった友人の端末を使わせてもらって調べても、実際に十分高速と言える速度が出ていました。

これが私がLINEモバイルを選んだ一番の決め手となりました。

実際にLINEモバイルを使っている今でも通信速度に不満はほぼありません。

またLINEモバイルはドコモの電波回線を使っています。

やはり日本国内での電波の強さはドコモが一番良いと思うので、これも安心出来るポイントです。

SNSを使い放題

LINEモバイルはLINE、Twitter、Facebook、Instagramのデータ通信がカウントフリーと呼ばれ、いくら使っても通信量に加算されません。

つまり月間の通信量制限に関わらず、上記のSNSを使い放題で利用出来ます。

日常的にSNSをよく使う人にはピッタリと言えます。

また、よくある「3日間で1GB」のようなデータ通信量の制限もありません。

あくまで月間の通信量制限しかないため、偏った使い方をする方にもオススメです。

例えば、平日はほとんどスマホを使わないが土日はYouTubeを見たり携帯をよく使うなんて人にもオススメです。

※ただしYouTubeはカウントフリー対象外です。

LINEのID検索が可能

他社の格安SIMで意外と不便な点が、LINE上で新しく友だちを追加する時に使う「ID検索」が使えなくなる点です。

もちろん他の格安SIMでもLINEの機能は問題なく使えるのですが、ID検索のみ格安SIMでは利用できません。

しかしLINEが提供するLINEモバイルでは、当然LINE上でのID検索も利用出来ます。

ささいな事に見えますが、LINEは日常的に使う事も多くてID検索が使えないと小さなイライラが結構溜まっていくはずです。

まとめ

以上が、私がLINEモバイルで格安SIMデビューした話と格安SIM(MVNO)の紹介です。

私も格安SIMに変えるタイミングをずっと探していましたが、通信速度の遅さが怖くてなかなか踏み切れませんでした。

今となっては「あの心配は何だったのか。」という感じです。

申し込み手続きも簡単なので、迷っていた方は是非この機会に!

なんならもっと早く変えておけば良かったと後悔している私が本気でLINEモバイルをオススメします。

以上です。

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