旅行中の洗濯物はどうしていますか?
ほとんどの方は自宅まで持ち帰り、自宅で洗濯すると思います。
しかし長期の旅行では、期間中に必要な衣類を全て持っていくことは不可能です。
そのため滞在先で、使用済みの洋服を洗濯する必要があります。
しかし一言で洗濯と言っても、実際どうすれば良いのでしょうか。
今回は旅行期間中の洗濯に関して、利用できるサービスや注意点についてまとめます。
洗濯する必要があるのか
そもそも旅行中に洗濯をする必要があるのでしょうか。
人によっては、3泊程度の旅行で必要かも知れませんし、一週間以上の旅行でも必要ないかもしれません。
替えの服を一枚しか持っていない場合には、2泊以上する場合には洗濯が必要です。
替えの服を10枚持っているのであれば、一週間の旅行でも洗濯は必要ありません。
つまり洗濯が必要となる分かれ目は、宿泊日数>服の枚数となる場合です。
※洗濯せずに洋服を着続ける方や一日に何度も着替える場合には、この限りではありません。
ただし短期旅行の場合、手間や荷物の量を考えると期間中に必要な枚数の衣服を持っていく方が楽です。
自分の旅行期間、荷物の量と相談して、洗濯の必要性を検討しましょう。
ホテルのランドリーサービス
通常ホテルには、ランドリーサービス(クリーニングサービス)というものが存在します。
部屋に備え付けのランドリー袋に洗濯物を入れてフロントに渡せば、当日もしくは翌日には仕上がります。
通常の洗濯以外にも、ドライクリーニング、プレスなどメニューが豊富です。
料金体系は、日本のクリーニング店と同じで、種類ごとに一枚につきいくらと料金表があります。
ただしスーツやワイシャツをドライクリーニングに出す方が多いのと、いわゆるホテルのサービスのため価格の相場は高めです。
また下着類はNGの場合がありますので、ご注意下さい。
洗濯屋
洗濯屋とは、ドライクリーニングではなく水洗いの洗濯を専門にするクリーニング屋という感じのお店です。
海外の観光地ではよく見かけるサービスで、長期滞在者が多い街では、一つの通りに何件も洗濯屋さんが並んでいます。
重さ1キロ単位の料金か、衣類の種類と枚数毎に料金表がある場合の2パターンあります。
仕上がりも店によって、洗濯のみ、洗濯&乾燥、洗濯&乾燥&アイロン掛けの3パターンあります。
ほとんどの場合は、何も言わなくても乾燥までして返却してくれます。
なお海外の洗剤はかなり匂いが強い物が多く、日本に帰ってきて数回洗い直しても、香りが残っている事がよくあります。
コインランドリー
こちらも洗濯屋同様に大きな街であればよく見かけますが、こちらは住宅街の中に多いです。
また洗濯機を回すための1回分の量がかなり多いため、そこまで洗濯物を溜めるのが逆に難しいかもしれません。
量が少ない場合、洗剤の費用など考えると逆にコストパフォーマンスが良くありません。
洗剤は小分けの物が売っている場合もありますが、用意して行ったほうが無難です。
また宿に洗濯機が備え付けてあることもあります。
利用料金が無料か有料かは、宿によって異なります。
手洗い
一番原始的かつ低コストで、どこでも出来る方法が手洗いです。
洗う場所は、洗面台やバケツがあればどこでも可能です。
ただし安宿の場合には、洗濯物を洗うのが気がひけるほど、汚い洗面台があるので注意が必要です。
そのため長期旅行をするバックパッカーは、折りたたみのバケツを持っている人が多いです。
またシャワーを浴びる時に、一緒に踏み洗いするなんて方法もあります。
この場合も風呂場の床が汚い場合があるので、注意が必要です。
洗剤は、旅行用の小分けになった洗濯用洗剤を使用しても良いですが、私はシャンプーとボディソープと兼用のマジックソープを使用しています。
飛行機への液体持ちこみの制限にも掛からないため、マジックソープの固形石鹸タイプもオススメです。
まとめ
短期間の旅行でも、現地で洗濯をすれば荷物で一番かさばる衣類を減らすことが出来ます。
私が旅行に持っていく服の量は、着ている物を含めてTシャツと下着は4枚ずつ、ズボンと上着が1枚か2枚ずつが基本です。
肌に直接触れるTシャツとインナー類が4枚あれば、2日に一度の洗濯で済む上に、移動日が続いても洗濯済みの予備を持てます。
上着(アウター)やズボンは滞在先の気候に応じて変更しますが、基本的に1枚か2枚だけです。
これらは頻繁に洗濯する必要がないので、2枚あれば十分です。
そのため3泊以上の旅行では、滞在先で洗濯屋を利用するか、手洗いで洗濯しています。
ちなみに服の量を含め長期旅行でも荷物の中身がほとんど同じため、パッキングも簡単で時間も掛けずに準備することが出来ます。
以上です。
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