私にとってスマートフォン(iPhone6s)は生活必需品であり、EDCの1つでもあります。
スマホの多機能性のおかげで所有物の多くを断捨離し、その役割をスマホに集約することが出来ました。
またスマホケースに入れたクレジットカードや電子マネーを使えば現金を入れた財布を持たずとも、支払いの場面でほとんど不自由していません。
今日はiOSやAndroidなどを搭載したスマホの登場によって、世間から淘汰されていった物にどんなものがあるのか。
改めて考えたものをまとめてみました。
スマホで実用レベルで代用出来る物
既にスマホがあれば、無くなっても全く困らない物たちです。
デジタルカメラ
スマホに搭載されたカメラのスペックが飛躍的に伸びた事もあり、デジカメを持ちあるいている人はかなり減りました。
今やカメラと言えば、スマホのカメラを指すのが一般的です。
デジタル一眼も低価格化により使用者が増えたのも事実ですが、まだまだスマホカメラをメインに使用している人が大多数でしょう。
カーナビ・地図
スマホの地図アプリのおかげで、住所さえ分かれば待ち合わせ場所に迷わず到着できます。
以前までは、徒歩の場合は地図を紙に印刷して持ち歩く必要がありました。
車の場合には、数万円~数十万円をかけてカーナビを取り付けていましたが、年月が経つと地図データが古くなり新しい道や建物のデータがなく不便な思いをしていました。
しかし今では常に最新の地図データがインターネット通信でダウンロードされるので、新ルートを使ったり最新の観光地にも迷わず到着出来ます。
またインターネット通信をせずに地図を見られるアプリの場合には、読み込み時間や通信料を気にせずに済みます。
海外旅行中には、とても重宝します。
時計、目覚まし時計、タイマー、ストップウォッチ
時計に関連する機能は、もはやスマホ1つで十分です。
腕時計は時間を知るためだけではなく、ファッションの一部として使用している人が多いです。
目覚まし時計機能もスヌーズ機能や複数のアラーム時間を設定できるため、目覚まし時計単体より利便性が高くなっていると思います。
手帳
もはやスケジュールは紙ではなく、デジタルデータで複数端末で同期されているのが一般的です。
インターネットで同期されていれば、複数のパソコンやスマホでも同じ内容が見られる上に、変更や削除・追加も簡単に可能です。
また自分以外の周囲の人に対して、スケジュールの全てまたは一部を公開することが出来るので、他人のスケジュール確認も簡単に出来るようになりました。
懐中電灯
カメラのフラッシュ機能を利用することで、簡易の懐中電灯としても使用可能です。
暗い場所で物を落とした時など、ちょっとした明かりが必要な場面での使用には十分です。
パソコン
もはやスマホでは出来なくて、パソコンでしか出来ない物はほとんどないと言っても良いでしょう。
特にネットサーフィンから画像や動画の加工まで、日常利用ではスマホで十分です。
携帯音楽プレーヤー
WALKMAN(ウォークマン)やiPod(アイポッド)に代表される携帯音楽プレーヤーの機能は、ほとんどのスマホに搭載されています。
もはや音楽プレーヤーを単体で持ち歩く意味は、ほとんどないでしょう。
音楽ファンの中には、より良い音質を求めてスマホとは別に音楽プレーヤーを持つ人もいますが、それも少数派です。
携帯ゲーム機
もはやスマホは携帯ゲーム機としても、大きな役割を占めています。
ゲームの種類もいわゆるスマホゲームと呼ばれる物から、幼児向けの知育ゲームアプリまで様々です。
新聞
ネットニュースをどこでも見られるようになったこと、新聞の紙面をスマホアプリで読めるため紙媒体での新聞は必要なくなりました。
自然環境への影響、物理的スペースなど様々な面で、デジタル化されたことによるメリットは大きいです。
手紙
ガラケー(フィーチャーフォン)の時代から既にそうでしたが、メールが手軽に送れるようになって手紙を書くことはほとんどなくなりました。
LINEやFacebookなどSNSの普及によって、個人のプライベートのやりとりではメールさえ淘汰されつつあります。
方位磁石
GPSが搭載されたスマホがあれば、方角は簡単に分かるため必要ありません。
私はスマホさえ出さずにパッと方角を見たいので、方位磁針付きのカラビナを使用しています。
ボイスレコーダー
普段プライベートで使用する事はあまりないと思いますが、ボイスメモや他人の言動記録を取るために利用出来ます。
電卓
食事の割り勘など、ちょっとした計算をするのに便利です。
旅行中の通貨計算にも、わざわざ電卓を持ち歩く必要もなくなりました。
固定電話
これもガラケーの頃から既にそうでしたが、もはや一人暮らしで電話回線を持っている人は皆無に等しいと言っても良いでしょう。
また固定電話を設置していても、固定電話にかかってきた電話を携帯電話に転送設定している人も多く存在します。
スマホで最低限は代用出来る物
スマホがあれば利用可能だけど、利便性や満足度に不満が残る物たちです。
ラジオ
ラジオ受信機がなくとも、スマホでラジオをアプリ上で聞くことが出来ます。
ただしスマホではインターネット通信をせずにラジオを聞くことが出来ないので、圏外の場所では利用できません。
そのため災害時の緊急用としては、ラジオ本体は持っておいた方が良いでしょう。
テレビ
iPhoneではテレビ視聴できませんが、一部のAndroid端末では視聴可能です。
さらに今ではワンセグ放送だけでなく、フルセグ放送を受信可能な端末もたくさん発売されています。
そのためテレビ視聴自体はスマホで可能です。
しかし画面サイズを考えると、自宅でのテレビ視聴利用には限界があります。
なお「TVer(ティーバー)」などアプリを利用すれば、過去のテレビ放送の再視聴はiPhoneでも可能です。
財布
先日発売されたiPhone7/7PLUSへもFeliCaが搭載されたように、スマホが電子マネーやクレジットカードの機能を兼ねるようになってきています。
私もキャッシュレスライフを送るべく、日常の支払いのほとんどを電子決済で行っています。
しかし日本全体では、まだまだ現金決済が主流です。
そのため現金でしか支払いが出来ない場面が数多く存在します。
そのため財布を完全に無くす事は、当分難しいでしょう。
まとめ
以上が、スマホの普及によって必要なくなった、淘汰された物です。
今回挙げた物以外にも気づいていないだけで、もっとたくさんあるはずです。
これだけの物をたった1つの電子機器で賄えるスマートフォンは、現代人にとって必需品となっています。
もちろんミニマリストにとっても同じです。
「最近の若者はスマホばかりイジっている。」という声に対するアンサーもここにありますね。
何をするにしても、スマホで済むのですからスマホばかり触るわけです。
以上です。
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